Web ページは「骨組み」「見た目」「動き」の3つでできています。ここではそのうちの骨組みにあたる HTML を書いて、ブラウザに表示するところまで進めます。
Web ページの3層
| 層 | 言語 | 役割 |
|---|---|---|
| 骨組み | HTML | 見出し、段落、リスト、リンクなどの構造 |
| 見た目 | CSS | 色、大きさ、配置などの装飾 |
| 動き | JavaScript | ボタンを押したら何か起こる、データを取ってくる等 |
この回では HTML だけを扱います。CSS と JavaScript はそれぞれ後の回で追加します。
最小の HTML ファイルを作る
VS Code で作業フォルダの中に index.html を新規作成し、以下のコードを書いて保存します。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>はじめてのHTML</title>
</head>
<body>
<h1>こんにちは、HTML!</h1>
<p>これは最初のWebページです。</p>
</body>
</html>
保存したら、ファイルをダブルクリックするか、ブラウザにドラッグ&ドロップして開きます。「こんにちは、HTML!」という見出しと、その下に段落が表示されます。
構造を読む
HTML はタグ(< と > で囲んだもの)で構造を表します。
| タグ | 意味 |
|---|---|
<!DOCTYPE html> | 「これは HTML5 の文書です」という宣言 |
<html lang="ja"> | 文書全体を囲む。lang="ja" は日本語を指定 |
<head> | ページの設定情報(ブラウザのタブに表示されるタイトル等) |
<meta charset="UTF-8"> | 文字コードを UTF-8 に指定(日本語を正しく表示するため) |
<title> | ブラウザのタブに出るタイトル |
<body> | 画面に表示される本文 |
ほとんどのタグは開始タグ <h1> と終了タグ </h1> のペアで使います。
見出しと段落
見出しは h1〜h6 の6段階、段落は p で書きます。
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>見出しと段落</title>
</head>
<body>
<h1>Java Web 開発ノート</h1>
<h2>Java の基礎</h2>
<p>変数、計算、if、for を学びました。</p>
<h2>くり返しとメソッド</h2>
<p>for 文とメソッドで処理をまとめる方法を学びました。</p>
</body>
</html>
h1 が一番大きい見出し、数字が増えるほど小さくなります。1ページに h1 は通常1つだけ使います。
リストとリンク
箇条書きは ul(unordered list)と li(list item)で書きます。
<h2>学んだこと</h2>
<ul>
<li>変数と型</li>
<li>if 文と for 文</li>
<li>メソッドと配列</li>
</ul>
リンクは a タグで作ります。
<p><a href="https://adoptium.net/">JDK のダウンロードはこちら</a></p>
href がリンク先の URL です。クリックするとそのページに移動します。
画像
画像は img タグで表示します。img は終了タグがない特殊なタグです。
<img src="photo.jpg" alt="サンプル画像">
| 属性 | 意味 |
|---|---|
src | 画像ファイルのパス |
alt | 画像が表示できないときの代替テキスト |
alt は省略できますが、アクセシビリティのために書くのが基本です。
ここまでのまとめ
<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>学習メモ</title>
</head>
<body>
<h1>Java Web 開発 学習メモ</h1>
<p>変数、条件分岐、繰り返し、クラスなど Java の基礎を学びました。</p>
<h2>学んだこと</h2>
<ul>
<li>変数・型・計算</li>
<li>if / for / メソッド</li>
<li>配列・ArrayList</li>
<li>クラスとオブジェクト</li>
</ul>
<h2>参考リンク</h2>
<p><a href="https://adoptium.net/">Adoptium(JDK ダウンロード)</a></p>
</body>
</html>
Java の学習内容をまとめたページが、HTML だけで作れました。ただし見た目は装飾なしの白い画面です。
次の回へ
次は CSS を使って、このページに最小限の見た目を追加します。